2020年12月11日(金)〜2020年12月29日(火)の約20日間にかけて主に四国と九州を旅してきた時の様子を記事にしている。
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kimagure-hitoritabi.hatenablog.com
本日は2020年12月17日(木)。防府天満宮を観光してきた私は、15:53発のJR山陽本線に乗り、下関駅へと向かった。
下関駅には17:19に到着した。下関駅では乗り換えの関係で降りたが、これから九州を1周した後、1週間後にまた下関には戻ってくるので、今回は駅周辺を軽く見るにとどまった。17:38発のJR山陽本線に乗って関門海峡を抜け、途中、門司駅でJR鹿児島本線に乗り換えた後、18:00に小倉駅へ到着した。
小倉駅はなかなか大きな駅だった。
小倉駅がある北九州市では、"戸畑祇園大山笠行事"というお祭りが、同市戸畑区にて毎年7月第4土曜日を挟む3日間で行われている。2016(平成28)年11月30日に、ユネスコ無形文化遺産に「山・鉾・屋台行事」を構成する行事の1つとして登録された。「山・鉾・屋台行事」は山・鉾・屋台等と呼ばれる山車が巡行する日本の祭33件からなる。
戸畑祇園大山笠行事↓
官営八幡製鐵所は、1901(明治34)年に創業を開始した製鉄所で、現在は日本製鉄九州製鉄所の一部。2015年に旧本事務所、修繕工場、旧鍛治工場、および遠賀(おんが)川水源地ポンプ室の4資産が「明治日本の産業革命遺産製鉄・製鋼、造船、石炭産業(全23資産)」の構成資産として登録された。遠賀川水源地ポンプ室は福岡県中間市、それ以外は北九州市にある。ちなみに官営とは国が運営しているという意味で、八幡製鐵所の"鐵"は"鉄"の旧字である。
さて、小倉でも特に用事はなかったのと、長旅の疲れも溜まっていて早く本日の最終目的地の博多まで行きたいので、18:30発のJR鹿児島本線快速列車に乗って博多へと向かった。
博多駅には19:39に到着した。博多駅前ではイルミネーションをやっていて、とても綺麗だった。しばらくイルミネーションを見た後、まずはホテルへと向かった。
スマイルホテル博多↓
https://smile-hotels.com/hotels/show/hakata
本日はスマイルホテル博多というホテルに泊まる。ホテルまでは博多駅から歩いて25分ほど。地下鉄を使えば中洲川端駅から徒歩10分ほどだが、せっかくなので周辺を散策しながら歩いてホテルまで向かった。
ホテルにはGOTOトラベルキャンペーンを適用して、1泊2,340円で宿泊できた。このホテルでGOTOキャンペーンを利用するにはSTAYNAVIというサイトで割引の手続きを行わなければならず、私はそれを知らなかったので事前に手続きしておらず、チェックインの際に手続きをしたためチェックインに少々時間がかかった。
STAYNAVI↓
https://staynavi.direct/campaign/gototravel/
チェックインをした後は、夕食を食べにホテルを出た。中洲を散策しつつ博多ラーメンの店を探していると、"博多一双"という店を見つけて、調べると食べログの評価も高めだったのでここで食べることにした。中洲は博多川と那珂(なか)川に挟まれた場所のことで、九州最大の歓楽街となっている。"博多一双"はホテルからは1.3kmとやや遠い。
博多一双↓
特製ラーメンという、一番高いメニュー(1,100円)を注文した。ちなみに、普段の旅行では贅沢はあまりしないのだが、今回はGOTOキャンペーンのおかげで費用をかなり抑えられているため、食費に多くの金をかけることができている。関東で博多ラーメンといえば"博多風龍"という替玉2杯まで無料の激安店(確か豚骨ラーメン1杯500円)くらいしか行ったことがなかったが、本場の味は違った。こんなに美味しい博多ラーメンは初めて食べた。替え玉(150円)も注文してお腹いっぱいになった。
ラーメンを食べた後は、中洲と天神を少し散策した。中洲は歓楽街なのに対して、天神は九州最大の繁華街として知られている。
那珂川のすぐ近くに旧福岡県公会堂貴賓館があった。
旧福岡県公会堂貴賓館↓
https://www.fukuokaken-kihinkan.jp
1910(明治43)年に天神一帯で開催された第13回九州沖縄八県連合共進会(明治時代に催されていた博覧会)での、来賓の宿泊・接待等のための公会堂として建設されたそうだ。1984(昭和59)年5月に国の重要文化財に指定され、現在では数少ない明治時代の木造公共建築物として一般に公開されている。
30分1,000円と書いてあった。
この後は、ホテルに戻って休んだ。
さて、場面は翌朝である。今回の宿泊は朝食付きだった。和食か洋食の希望を聞かれ、洋食と伝えたので洋食を食べた。朝食を終えると、チェックアウトを済ませ、とりあえず博多駅まで歩いた。
博多は都会のイメージが強いかもしれないが、中世には日本最大の貿易港湾都市として栄え、中世に由来する歴史・伝統・文化が数多く伝わっている。旧市街では、歴史ある寺社が連なる静寂な街並みや、伝統工芸や伝統芸能の文化を感じることができる。今回は旧市街を詳しく見ることはしなかったが、また博多に行く機会があったら旧市街にも注目してみたい。
博多はあまおうやいちじくも名物として知られている。博多駅に着いたら、JR博多シティの屋上にある"つばめの杜ひろば"に行ってみた。
つばめの杜ひろば↓
https://www.jrhakatacity.com/tsubame/
ここは空港が近いので、飛行機が飛んでいるのを何度か見た。
福岡ポートタワーも見えた。福岡タワーも見えるはずだったのだが、どこにあるのかよく分からなかった。
福岡タワー↓
https://www.fukuokatower.co.jp
つばめの杜ひろばの後は、博多駅から地下鉄空港線に乗り、天神駅へと向かった。
天神地下街もイルミネーションがあって綺麗だった。さて、一般に天神でやることと言えば買い物ということになるかも知れないが、私は買い物には興味がなく、ここに来た目的は博多名物の明太子を食べることだ。
福岡パルコの中にある"天ぷらたかお"という天ぷらの店に行った。11時から開店で、開店と同時に店に入ったが、どんどんお客さんが入ってきて繁盛しているようだった。
天ぷらたかお↓
http://tempura-takao.jp/page-about/
この店は天ぷらの店だが、なんと明太子が食べ放題なのだ。私は"たかお定食"というメニューを注文した。こちら値段が1,000円なのだが、GOTOキャンペーンの1,000円分の地域共通クーポンを利用して実質タダで食べることができた。
天ぷらは揚がったものから順番に持ってきてくれるスタイル。常に揚げたてが食べれてとても良かった。明太子に関しては、食べ放題ということで沢山食べてやろうと意気込んでいたが、考えてみればそんなに沢山食べれるものでもなく、結局1回お替りしただけだった。しかし、天ぷらも明太子も美味しく大満足だった。ご飯はお替りはできなかったが、ランチタイムは大盛り無料ということで大盛りを食べた。他にも味噌汁と漬物も付いてきて、豪華なランチとなった。調べてみると横浜や渋谷にも店舗があるようなので、また機会があったら行ってみたい。
天ぷら定食を食べた後は、まだ少し時間があったので天神地下街などでブラブラとして過ごした。
このライオン像は、ロンドンのトラファルガー広場にあるネルソン記念塔下のライオン像を模したもの。"気品と勇気と度量"の象徴として、また、来店客の守護神として全国の三越に設置してあると書いてあった。
では、今回はここまでにしよう。この後は福岡県の太宰府に寄った後、佐賀県へと向かうので、次の記事でその時の様子を紹介したい。
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