2020年12月11日(金)〜2020年12月29日(火)の約20日間にかけて主に四国と九州を旅してきた時の様子を記事にしている。
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本日は2020年12月23日(水)。宮崎県の青島を観光してきた私は、13:48青島駅発のJR日南線に乗り、大分方面へと向かった。
途中、南宮崎駅で乗り換えがあった。南宮崎駅に到着したのは14:13、次の列車は14:45発と30分ほど時間があったので、駅から出てみた。
この辺りもフェニックスが植えられており、南国風の雰囲気を出していた。
次は日向市駅で降りてみた。日向市駅に着いたのは15:54である。特に目的があったわけではないが、周辺を散策してみることにした。
駅から少し歩いたところに、かつて走っていた蒸気機関車が展示されていた。昭和15年12月7日に国鉄小倉工場で製作され、主に鹿児島本線、日豊本線で活躍したそうだ。その後の昭和49年4月に日豊本線などの電化に伴い第一線から姿を消した。国鉄の厚意によって日向市が借り受け、教材として大切に保存されているという。
あとは駅周辺にはスナックの店が多くあるという印象だった。まだ時間も早かったので営業はしていなかったが、コロナ対策のため県外のお客さんはお断りしているという旨の貼紙が多くの店のドアにあった。
駅の中の観光案内を見て、日向岬(馬ヶ背)に行ってみたいと思った。今回はなんの事前情報もなしに来てしまい、これからゆっくり観光する時間はないのだが、駅の向かいにある観光案内所で自転車も借りれるようなので次にここに来た時は自転車を借りて行ってみようと思う。
日向岬サイクリングマップ↓
http://www.hyuga.or.jp/public/pdf/cycling.pdf
"願いが叶うクルスの海"も馬ヶ背から近いようなので、そこにも行ってみたい。展望所から見下ろすと波の侵食で削られた岩によって海が十文字(クルス)に浮かび上がり、近くの小さな岩場と合わせると「叶」という文字に見えるため、ここに訪れると願いが叶うという言い伝えがあるそうだ。
16:56日向市駅発の電車に乗り、次は延岡駅で降りた。延岡駅には17:23に到着した。 次の大分方面への電車は19:33発なので、2時間以上時間がある。ここでやりたいことは1つあったので、まずはそれを実行しよう。
ここは元祖チキン南蛮の店とのことで、来てみたいと思っていたのだ。
メニューは3つのみ。迷わずチキン南蛮定食を注文。
結構シンプルだ。まず、普通チキン南蛮といえばタルタルソースがかかっているのだが、元祖はそれがかかっていない。食べてみると、タルタルがない分、甘酸っぱい南蛮酢の味が押し出されてかなりさっぱりとしてる印象だ。これはこれでありではあるが、タルタルが大好物な私には少し物足りなさを感じた。こちらも十分美味しかったのだが、個人的にはタルタルありの方が好きである。
チキン南蛮を食べた後は、まだ時間があるので周辺を散策した。
今山大師↓
延岡駅から歩いて15分ほどのところに今山大師があるようだ。1839(天保10)年、延岡で疫病が猛威を振るった際に、延岡城下の大師信徒たちが高野山金剛峯寺まで行き、弘法大師座像(現在の本尊)を勧請して「家内安全」「息災延命」「五穀豊穣」「商工発展」の祈願のために大師庵を経てたことが縁起となっている。今山大師寺の頂上には、高さ17mの日本一高い弘法大師像があるらしい。今回はもう暗かったので行かなかった。
"山下新天街"という商店街のようなものもあった。もう暗くなっているとはいえまだ18時くらいだが、ほとんどの店は閉まっていた。
エンクロス↓
延岡駅には"エンクロス"という複合施設が併設されていた。館内には約2万冊もの閲覧図書があり、好きな席で自由に読むことができる。ただし貸出はしていないそうだ。ただ、エンクロスには閲覧図書とは別に蔦屋書店が入っている。また、スターバックスも入っており、購入したコーヒーを飲みながら閲覧図書を読むなんてこともできる。もちろんWi-Fiもあり、コンセントもあるので充電もできる。ということで、残りの時間はここで時間を潰すことにした。それにしてもなんて快適な駅なんだ。"1時間早く来て待っていたい"ような空間を目指しているとのことだが、まさにそれが実現されている。
時間が近づいてきたので駅の改札に入る。実はこれから乗る延岡駅-佐伯駅区間は普通列車の本数が極端に少なく(延岡駅→佐伯駅は1日2本、逆は1本)、そのために普通列車用の車両を用意するのも面倒ということで特急列車の車両が普通列車として使われているそうだ。佐伯駅まで1時間強の乗車だったが、とても快適に過ごすことができた。ちなみに乗客は、延岡駅から乗ったのは私と女子高校生2人、女子高校生は2人とも途中の駅で降りてあとは乗客は私1人のみだった。
20:43に佐伯駅へ到着。ここからは大分県である。この日の最終目的地は大分駅で、これから21:13発のJR日豊本線に乗る。
佐伯市の特産品がいくつかあるようだ。ちなみに佐伯市は大分県の市区町村の中で最も面積が大きいそうだ(903.11平方キロメートル)。人口は大分市、別府市に中津市に次ぐ第4位である。
22:44に大分駅に到着した。まずはホテルにチェックインすることにした。
ホテルクドウ↓
今日のホテルは大分駅から歩いて5分ほどのところにあった。GOTOトラベルキャンペーンを利用して1泊2,275円で宿泊した。
温泉があった。先に夕食を食べに行きたかったが、温泉は24時までと書いてあったので先に温泉に入ってから夕食を食べに外に出た。
途中、セントポルタ中央町という商店街のようなところがあった。人はほとんどいなかった。
赤レンガ館もあった。1913(大正2)年に旧第二十三国立銀行本店として建てられた。設計は東京駅などの設計で知られる辰野金吾である。
これは大分市中心街の目抜き通りであり、この先の国道197号を渡った先は大分きっての歓楽街"港町"となるが、今日はそこまでは行かなかった。赤レンガ館もこの中央通り沿いにあった。
ジョイフルにやってきた。
ジョイフル↓
ジョイフルは大分市に本社を置き、九州を中心に展開するファミリーレストランである。
大分はとり天が名物とのことなので、とり天定食を注文。
普通に美味しかった。600円でこの内容ならかなりのコスパであろう。
食事を終えた後は、ホテルに戻って休んだ。では、今回はここまでにしよう。翌日は大分を観光してきたので、次回以降の記事で紹介しよう。
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